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Alien Baltan
それまで数多い歴代バルタンの中でも、ダンゼン初代バルタン派だったのですが、今回バルタン星人を自分で描いてみて、より流線形の二代目バルタン風の方が、はるかに描き易い、というか描いてみて自然だったことは自分でも驚きでした。
初代バルタンは、ゼロから創作された星人というわけではなく、実はウルトラQに登場したセミ人間の頭部を流用して作られたという内部事情があり、セミ人間の頭の上にツノを付けているので、デザインの成田亨にしてみれば、納得ずくのデザインワークではない事は当然の事で、イチから作り直した二代目の方が、デザイン画から描き起こした正統なバルタン星人ではあるのでした。
初代バルタンのハサミは大き過ぎて重たく、持ち上げるのが一苦労だったらしいのですが、そのためのハサミを何とか支えようとする動きがバルタン星人独特のフォッフォッフォッという嗤いのアクションに繋がっているようで、二次元のデザインと三次元の着ぐるみの魅力は必ずしも一致しないものなのだと思ったのでした。

Alien Baltan
biro(バイロウ)とはボールペンの事です。私にとってボールペンで絵を描くか、鉛筆で描くかは、重大問題であるのですが、あまり周囲の人に分かってもらえる問題ではないです。
2010年の終わりから、2011年の初めころ、それまでさぼっていた“絵を描く”という作業を復活させるため、ボールペンで絵を描いてネットで公開という作業に力を入れていました。細密画を描くのに適したボールペンや、紙の選択、グループ展示にも参加しました。その一連の流れの作品を自分で“biro”と呼んでいます。
ところで、ボールペン画には鉛筆にない魅力もあるし、身近な筆記具で絵を描くというスタイルも捨てがたいのですが、しかし、どうしても鉛筆で描く時間の短縮のためだとか、本当はエッチング版画でやりたかったことの代用という気持ちが払拭出来ず、本来の姿ではない的なイメージがつきまとってしまうのです。

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